昨日の続きです。21号族の代表馬について。
06-11年の重賞勝ちはわずかに3勝。出走頭数は多くないにせよ
少ないですね。トウカイワイルドの日経新春杯、サンライズベガの
小倉大賞典、セイクリッドバレーの新潟大賞典とハンデ戦だけ。
GⅠでの活躍は乏しく、底力に欠ける印象を受けます。
重賞3着内に入った回数が17回ですが、そのうち13回がサンライズベガ
とセイクリッドバレーで、ローカル重賞やトライアルレース、空き巣に
なりがちな重賞での好走が目立ちます。また2,3着が多くなかなか勝ち
きれません。決め手に欠けるのだと思います。
セントウルSで2着に好走するも本番でこけたグリーンバーディも
21号族です。今年の東京新聞杯で3着のヒットジャポットもそうです。
GⅠを勝ったのは2002年の桜花賞アローキャリー、同年宝塚記念の
ダンツフレームまで遡ります。さらに遡れば、タマモクロスがいます。
現役時代のタマモクロスを良く知りませんが、追い込み脚質で
決め手があったのだと思いますが、サンデーサイレンス系全盛の
現在ではSS系をつけても決め手が一息な牝系で今後も苦戦が続きそう。
POGや一口馬主で馬を選ぶ際には避けたいですね(苦笑)。
ダート重賞では3着内もなし。
昨日のブログで、中山、新潟ダートの良馬場で狙いたいと書きましたが、
下級条件だけで重賞では積極的には買えません。
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先週の競馬で穴を開けた馬のファミナンについて書こうと思う。
今日は21号族について。
中山土曜日最終レースの1000万条件ダート1800mで、21号族が
穴を開けた。
勝ったゴールドアカデミーは21号族で、中山ダート1800mは
良馬場だと(3,1,0,0)のパーフェクト連対。馬場が渋ると
(0,0,0,4)とからっきしダメ。前走が苦手の道悪で16→4着なら
今回の良馬場で買いでした。
3着のトレノソルーテも21号族。中央初勝利が小倉ダート1000m
13着から巻き返して小倉ダート1700mで14番人気での勝利。
今回も中山芝1200m5着から距離延長のダート変わりでの好走。
下地は十分にありました。
翌日曜日の中山2Rダート1800mでも21号族のレッドジャクソンが
勝利。短期の放牧明けで休み明けの仕上げがうまい宗像厩舎なら
買える馬でした。断然の1番人気ガンガンユコウゼを振り切っての
勝利で単勝790円ならおいしい馬券です。
21号族は中山ダート1800mの良馬場で3着内率、回収率ともに高く、
特に下級条件での初ダートやダート変わり、重馬場から良馬場での
出走などで注意が必要です。
蛇足ですが、土曜日の中山の障害競走を勝ったセイエイ、日曜日の
障害で2着のヒカリアライブも21号族でした。中山ダートの良馬場は
お好きなようで・・・。
せっかくなので次走に役立つ情報も一つ。
日曜日の中山5R未勝利戦の芝2000mで2着のマイネルヴェリタスも
21号族。芝だとどうも甘い馬が多くて2,3着が多い。次走ダート変わり
で出走したときには注目で、特に中山か新潟のダート1800mの良馬場
なら是非買いたい馬ですね。
明日は21号族の代表馬について書こうと思います。
では。
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