久々に重賞予想以外での更新です。
2017年度のシルク出資馬が決定しました。満口にならなかったのですんなりでした。
ルーラーシップ産駒の牝馬
ケアレスウィスパーの16です。
現3歳馬ビートマッチと同じルーラーシップ産駒の牝馬で、管理するのも萩原清厩舎です。
ビートマッチが500万条件を圧勝した直後だったのでちょっと心配でしたが満口にならず
すんなり決定しました。8月1日の募集馬検討会で名前が出なかったので大丈夫とは
思っていましたが。
牝系は活躍馬を多数輩出している
9号族クラフティワイフ一族です。
トーセンジョーダン、カンパニー、トーセンスターダムなどなど。
X染色体伝達経路上に
Secretariatが入っているのが心強いです。
母のケアレスウィスパーは牝馬ながら東京D2100mの丹沢Sを勝ち、交流重賞でも好走
しています。
半兄トーセンバジルは葉牡丹賞を勝ち、クラシックのトライアルレースでも善戦しました。
古馬になって阪神大賞典ではサトノダイヤモンドを相手に3着に善戦しました。
本馬は父がルーラーシップに替わり、
ノーザンテースト4×3のクロスを持ち、
トニービンの
血も入っています。いずれも牝馬と相性がいい血統だと思っています。
トーセンジョーダン、カンパニーもトニービン内包なので、牝系との相性もいいでしょう。
前述のように母方にはSecretariatの血も入っているので、牝馬で重賞で好走できる
血統構成が凝縮されていると思っています。
出産時年齢も12歳と適齢期で健康的な仔であるはずです。測尺で馬体重が420㎏台と
小さい割に、胸囲が179㎝と大きいのも魅力です。募集馬検討会で180㎝以上が
どうこうおっしゃっていましたが、体全体の大きさも考慮すべきでしょう。
後は無事に競走馬として走れるまで願うばかりです。牧場スタッフのみなさん、
萩原先生、よろしくお願いします。
いやー日曜日の東京5Rに出走した我が愛馬アルーアキャロルは強かった。
またまた出遅れてしまいましたが中段までにじわっと取りつき、最後の直線に向くと
馬なりで進出し残り200mで先頭。追ったのは残り100mほどでノーステッキで
2着馬に3馬身半差をつけての圧勝でした。
レース後の調教師のコメントから次走は恐らく東京の青竜Sでしょう。
ここからユニコーンS→ジャパンダートダービーという3歳ダート王道路線と
思われます。楽しみです。
いやー、めちゃくちゃ強かった。東京6R新馬戦、ダート1600mで我が愛馬の
アルーアキャロルが見事デビュー勝ちを決めました。しかも直線半ばで逃げ馬を
交わすとそこからぶっちぎっての7馬身差の圧勝劇。今後が非常に楽しみです。
↓ アルーアキャロルのデビュー戦
スタートで出遅れたり、最後の直線で鞍上の大野Jがムチを入れるとビックリして
よれるなど、荒削りで若さをみせた一戦でしたが、これは強いですね。
これなら500万下も通過点で、是非12月の全日本2歳優駿に出走して欲しいです。
2015年度シルクホースクラブ募集馬は、なかなかの粒ぞろいで悩みました。
鋭意検討した結果、ナスカの14、パーフェクトマッチの14に出資しました。
ナスカの14は募集が500口以上で抽選となりましたが運良く当選しました。
出資した理由を書いておこうかと思います。
○ナスカの14
牡馬、父ルーラーシップ、母父サンデーサイレンス、F-No.19
父は新種牡馬ルーラーシップで半姉は秋華賞3着、エリザベス女王杯3着のアロマティコ。
半姉と書きましたが、ルーラーシップ、アロマティコの父はともにキングカメハメハなので
アロマティコと3/4同血となります。近親には重賞3勝、ダービー2着のインティライミ、
サンバレンティン、オーバーザウォール、そして今年の宝塚記念を勝ち、先週の
京都大賞典を勝ったラブリーデイがおり、活躍馬多数であまりクズを出さない牝系です。
ラブリーデイの4代母シャダイチャッターと本馬の祖母アンデスレディーは全姉妹です。
ノーザンテースト、トニービンを内包する点でも共通しており、ラブリーデイとは血統構成が
似ています。ノーザンテーストの4×3のクロスを持っており、これはドリームジャーニー、
オルフェーヴル兄弟の成功例があります。成長力が期待でき、長く活躍してくれそうです。
ナスカの6番仔、出産時年齢11歳と程良い頃合い。新種牡馬ルーラーシップという
未知な面はありますが、上記のように血統面で魅力満載です。
○パーフェクトマッチの14
牝馬、父ルーラーシップ、母父サンデーサイレンス、F-No.8
こちらもルーラーシップ×サンデーサイレンスという組み合わせです。兄姉にはまだ
活躍馬は出ていませんが、近親にはマイルCSを制したトウカイポイント、重賞2勝の
トランスワープがいます。牝系を遡るとパロクサイドがおり、本馬の父ルーラーシップ、
その母エアグルーヴ、さらにはアドマイヤグルーヴ、ドゥラメンテとそうそうたる面々を
輩出した名門牝系です。
本馬の4代母マックホープ、そして父ルーラーシップの祖母ダイナカールはともに
パロクサイドの孫で父がノーザンテーストといういわゆる3/4同血馬で、
ダイナカール≒マックホープの3×4というクロスを持っていることになります。
名門牝系同士のクロスといえば、エルコンドルパサー(Special×Lisadell)を彷彿させます。
現時点で500kgを超す牝馬としては非常に恵まれた体格で、募集馬中で胸囲が最大
ということにも惹かれました。心肺機能の高さを妄想させます(太いだけかもしれませんが)。
母は2勝馬で、クラシック戦線ではクイーンC4着、フローラS5着、紫苑S3着と
一歩及ばなかっただけに、母超えをしてクラシックで活躍して欲しいです。
父が新種牡馬という未知な面はありますが、ナスカの14に負けず劣らず魅力満載です。